出向経験などで知識を磨き 相続のプロとして活躍する

Arikawa Yasura
2018年入行金融資産コンサルティング部(信託グループ)
※インタビュー内容・所属などは取材当時のものになります。

銀行が手掛けるサービスの
多様性に惹かれて入行を決める

形のある商品ではなく、目に見えないものを提案することで人の役に立ちたいと考えていました。金融や保険といった業界を視野に入れて業界・企業研究を進める中で、銀行が手掛けるサービスの多様性に注目し、お金以外の分野でもお客さまや地域に貢献できる事業が多くあることを知って銀行に興味をもちました。鹿児島で最も規模の大きな地方銀行である鹿児島銀行で地元に腰を据え、さまざまな仕事にチャレンジできることに魅力を感じました。
様々な仕事がしたいという希望が叶い、支店勤務を経て入行4年目には本部に異動して信託業務を担当。より専門的な知識を身につけるために大手信託銀行へ約半年間出向し、東京で勤務するという貴重な経験を積むこともできました。

お客さまの想いを受け止め
円滑な相続をサポートする

お金や株式、保険など、お客さまの資産に関するアドバイスや営業担当の行員をサポートする部署で、私は遺言信託業務を担当しています。遺言者の相続に関する想いをヒアリングして、法律に関するアドバイスを行いながら遺言書を作成。遺言者がお亡くなりになった際に、遺言書に沿って相続の手続きを行い、想いを実現することが遺言信託の仕事です。
お客さま一人ひとりのこれまでの歩みや、感謝の気持ちなどが込められた遺言書を作成するという責任を感じつつ、貴重なお話を聞けることで私自身の人間的な成長につながっています。遺言者の希望を反映した遺言書を完成させ、お客さまに感謝の言葉をいただいた時や、スムーズに相続が完了し、親族の方に安心していただけた時に、大きなやりがいを感じます。

さまざまな事業がある鹿児島銀行だから
色々な仕事にチャレンジしたい

遺言信託の業務も2年目になり、一般的なケースは1人である程度対応できるようになってきました。しかし、お客さまには法人の代表を務める方も多く、お金以外に株式などの資産を後継者に遺すための相談もあります。法律などが複雑で私の判断だけで進められないこともあるため、より専門知識を高めて多様なケースに対応していくことが当面の目標です。
金融資産コンサルティング部は遺言信託以外にも、金融資産関連の企画や個人・法人のお客さまのコンサルティングなど様々な業務があります。将来は、担当業務で幅広い知識と専門性を高めながらも、色々な仕事に積極的にチャレンジし、成長していきたいと思っています。

支店でも本部でも
お客さまの声をしっかりと聞くことが仕事の基本

お客さまの希望に出来る限り寄り添った遺言書をつくるために、誠実に話を聞くことを心掛け、想いをすべて受け止めたうえで、必要なアドバイスをするように意識しています。支店に勤務していた時から、「お客さまの声をしっかり聞くこと」を仕事の基本にしており、その経験が今につながっていると感じます。