進化し続けるIT技術を駆使して システム面で銀行を支える

Miyawaki Ren
2016年入行デジタル統括部(デジタル開発グループ)
※インタビュー内容・所属などは取材当時のものになります。

地元をもっと知りたいと考え
鹿児島県内にとどまることを決意

私は鹿児島出身で大学も鹿児島だったため、一度県外での就職も視野に入れて福岡本社の銀行などを検討しました。しかしある時、県外出身の友人に鹿児島のことを聞かれてもうまく説明できず、ずっと住んでいるのに地元について意外と知らないことに気付かされました。地域のお客さまや企業に向き合いながら、生まれ育った鹿児島への理解を深めたいと考え、鹿児島銀行に入行することを決めました。
入行5年目まで主に個人、法人向け営業を担当した後、他の部署も経験してみたいと考え、「ポストチャレンジ制度」を活用しました。学生時代に情報系の分野を少し学んでいたことからITに興味があり、現在の部署を希望しました。

エンジニアとして主体的に
システム開発や運用に携わる

IT統括部では銀行内で使用されるさまざまなシステムの開発や保守・運用を担っています。私は営業担当の行員が主に利用する融資や預り資産関連のシステムを担当していますが、鹿児島銀行独自で開発したキャッシュレス決済アプリ「Payどん」や預金システムなど、一般のお客さまが利用するシステムを手掛けるチームもあります。
システム開発や運用の内製化を進めていることが当部の特徴です。協力会社と一緒にシステムを開発したり、私自身がプログラムコードを書いて、システムを構築するエンジニアの役割を担うこともあります。そのため、自分が開発や機能追加に関わったシステムが銀行業務を支えているという充実感をダイレクトに感じることができています。

まだ見ぬITサービスを開発し
行員やお客さまに貢献したい

「Payどん」の開発を始めた当時、鹿児島でキャッシュレス決済はまだあまり浸透しておらず、先進的な取り組みでした。スピード感を意識して行動していくことは鹿児島銀行の特徴です。今後もフィンテックと呼ばれる金融サービスのIT化が進んでいる世の中の動きに対応し、新たなシステムを開発することで、より便利なサービスを生み出してみたいです。そのために金融やITに関する知識、技術を磨き続けることは必須条件で、私もクラウド関連の資格取得などスキルアップに継続的に取り組んでいます。
将来は「IT関連のことなら宮脇に聞け」と行内で一目置かれる存在になりたいです。部内に後輩が増えてきたため人材育成にも取り組みながら、IT統括部としての総合力を高めて、行員やその先にいるお客さまの役に立つことが目標です。

1人で頑張らず、多くの人を巻き込んで課題をクリアしていく

システム開発や運用の仕事はチームプレーが中心で、私だけが頑張っても成し遂げられることは多くありません。そのため、いかにたくさんの人を自分の仕事に巻き込むかを意識しています。活発なコミュニケーションで信頼関係を構築し、それぞれのメンバーが得意分野で力を発揮できるような組織づくりを目指しています。