グローバルな市場で収益を生み 九州の企業や地域に貢献する

Maki Takumi
2017年入行市場金融部(市場営業グループ)
※インタビュー内容・所属などは取材当時のものになります。

金融市場に直接参加
安定的に収益を上げることで地元に貢献

大学の講義でファイナンスや統計学といった分野に触れる中で、「人生一度しかないのであれば、金融市場に直接参加する仕事がしたい」という漠然とした憧れが生まれ、金融機関を中心に就職活動を行いました。
「地元の鹿児島を軸に置いて生活したい、鹿児島に貢献できる企業で働きたい」との思いもある中、私が携わりたかった株式や債券、インターバンク市場(=銀行間の資金決済市場)に参加する企業となると鹿児島銀行しかないと考え志望しました。
メガバンクへの憧れもありましたが、「ここなら希望する仕事ができる!」と信じられたことが鹿児島銀行を選ぶ決め手になりました。
入行当初から支店長に自分の想いを伝え続け、入行3年目で念願の市場金融部に配属となりました。

世界のマーケット動向を見極め
企業の経営安定に貢献

市場金融部は東京と鹿児島の2拠点で有価証券投資業務や外国為替業務など幅広い業務を担当しています。私は鹿児島の本店で勤務し、輸出入を営む法人のお客さま向けに、為替相場動向の見通しに関する情報提供や、為替変動による財務リスクを軽減させるための「デリバティブ取引」と呼ばれるリスクヘッジ手法の提案などを行っています。
ドル円相場が急激に円安方向へ動いた際には、輸入コストの上昇に不安を抱えるお客さまが数多くいらっしゃいました。そのようなお客さまから為替に関するお悩みをお聞きし、収集した情報を元に当面の相場見通しやお客さまにとってより良いヘッジ手法をご提案しています。お客さまの経営安定に貢献できるこの仕事に、日々やりがいを感じています。

資格取得に満足せず、知識を深め
大きな資金を動かす仕事に挑戦する

市場金融部は銀行の中で非常に大きな金額を扱う部署です。プレッシャーはありますが、その分、思い通りの成果が上がった時の達成感も大きいです。責任の重い仕事に誇りを持ち、情報収集や自己研鑽を怠らないことを常に意識しています。入行後にファイナンシャルプランナー1級や証券アナリストの資格を取得したのもその一環ですが、資格取得はあくまでも通過点だと考えています。今後も貪欲に知識を習得し、地域経済に少しでも貢献していくことを目指しています。
将来は、より大きな資金を動かす仕事を担当することが目標です。日本の金融の中心である東京で株式や債券の運用を行い、銀行の収益を生みだすスケールの大きな仕事に挑戦したいです。

市場金融部の業務内容

■東京(日本橋)拠点
株や債券といった有価証券運用
有価証券運用に必要な資金調達

■鹿児島(金生町)拠点
有価証券運用・資金調達に関連する事務
外国為替業務全般の事務
法人顧客向け市場リスクヘッジに関する営業
市場業務全般のリスク管理

常に変わり続ける市場の動向を見極め
柔軟に、冷静に判断する

海外メディアやSNSを活用し、アンテナを広く張り巡らせて情報を収集するなど、グローバルな動きに関心を持ち、マーケットへの感度を高め続けることを心掛けています。また、マーケットは常に変動するものです。為替相場などの予想が当たったとしても、その成功体験に引きずられない柔軟な思考や判断が重要だと考えています。